「てづくりえほん」サイト

制作の動機
「手づくり絵本」は印刷はせず製本まですべて手づくりのため、1冊しかありません。
この「世界にたった1冊」というところに価値があるのでしょうし、「手づくり絵本」の1つのキモは、"製本を手づくりする点"にあると思っています。
手づくり絵本を作る人には絵を描くのが好き、自分の子に絵本を作ってあげたい、児童書が好きな人、いろいろいると思いますが、『本』という形のものを工作をするのが好きっていう人も 意外と多いかもしれません。
管理人ピコットも展示会で、美しいミニ絵本などを見つけては、「欲し〜!」とヨダレをたらしています。中身とか全然見てなくて(おっと失言)。
造形物としての美しい「本」、 それも「たった一つしかない手づくり品」には大変魅力があります。いずれこのサイトでもそういった手づくり絵本の「外見」も紹介できたら、と思っています。
では「中身」はどうなの?と申しますと、これがまたえらく面白かったりするんです。 出版ベースにのせる事を考えていないから、いろいろな制約も無視、展開は作った本人にしか意味不明、と良くも悪くも極私的なのですが、そこがまた魅力です。
そこで中身の紹介ならWEBでもできるじゃないか!と思いつき、サイトを作ってみました。

サイトを手づくりしてみて

このサイトを作るにあたって目指したのは、
  • 絵本をめくるように、読む人のペースで見られること。
  • なるべく大きなサイズで、手書きの文字もそのままに読めること。
  • パソコンに弱い人、横文字に弱い人にも分かりやすく見られること。
以上です。
しかし管理人が半年前までダウンロードもできなかったPCオンチですから、なかなか思うようには行きません。 最近WEBデザインの勉強を始め、つたない知識でこのサイトを手作りしました。
絵本を借り受けスキャンし、photoshopでしわ、よごれを修正し、色を調整、レイアウトやボタンをillustratorでデザイン、html、cssをタグ打ちして作りました。 このサイトを「手作り」した管理人ピコットの感想は「サイト作りってものすご〜くめんどくさい!!!」というものです。
コーディングの段階で画像が使えないと分かり、web用画像からaiやpsd画像に戻って修正する「手戻り」は数えきれず、戻ったら画像を保存し忘れてることが分かり、また1からのやり直しも再三でした。 そのため何度も挫折しかけました。助けてくれた年下の友人たちに心から感謝します。
中でも難しかったのが、手書き文字に焦点を当てると、絵の色調が違ってしまう、というものです。やはり「手づくり絵本」は実物を手に取ってゆっくりとページをめくる…これが言うならば正しい 「手作り絵本」の楽しみ方だと再確認しました。 もしもお近くのギャラリーで「手作り絵本展」をやっていましたら、ぜひお出かけになって、その魅力に触れてください。

*リンク

手づくり絵本集団「うさぎとかめ」

手づくり絵本が楽しめるちいさな絵本やさん。PICTUREBOOK GALLERY RiRE

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